湖の宝石・ミヤベイワナの棲む湖
然別湖で湖水開きが行われました
こんにちは。
「おとなのいい旅北海道」編集担当の黒田です。
北海道ではここのところ、
とても暖かい日が続いています。
一昨日22日の道内は、
各地で今季初の夏日を記録し、今年一番の暖かさになりました。
(ちなみに、夏日とは
日中の最高気温が25℃以上の日を言います)。
その日、札幌市では最高気温が26.4℃に上り、
さらに
十勝エリアの帯広市では最高気温27.0℃にまでなったそうです。
ちょうどその日、
帯広市と同じ十勝エリアの鹿追町では
「然別湖」の湖水開きが行われました。

▲然別湖。「くちびる山」と呼ばれている天望山(標高1173m)も周囲にそびえます
「然別湖」は大雪山国立公園唯一の自然湖。
標高810mという北海道で最も高いところにある湖です。
湖の周辺には原生林が広がり、
そこではクマゲラやキタキツネ、エゾシカなど
様々な野生生物が生息しています。
中には、
“生きた化石”と呼ばれる、愛らしいナキウサギの姿も見ることができるそうです。
▲ミヤベイワナは北海道の天然記念物に指定されています
また、「然別湖」は
サケ科イワナ属のオショロコマの亜種であり、
「然別湖」の固有種「ミヤベイワナ」が棲息することでも知られています。
ミヤベイワナは、
大雪山系の火山噴火により然別湖が形成した際、
川と海を往復していたオショロコマが湖に陸封され、
独自の進化を遂げたと考えられています。
背中は、ブルーにもグリーンにもブラウンにも見える偏光的な色合いをしていて、
そこにピンク色の斑点があり、
とても美しい魚体をしています。
そのため、“緑の宝石”とも呼ばれています。
湖水開きでは
夏の観光シーズンに向けて、関係者により
登山安全祈願式や水難者慰霊式などの安全祈願が行われました。
同時に、オショロコマの稚魚の放流式も実施。
放流された稚魚は、鹿追町内のふ化場で育てられた約300匹。
放流式には「然別湖」の美しく独自の自然を守る、という意味があるのだそうです。
さて、来月6月10日(日)には
「然別湖」の自然保護と観光資源化の両立を図るため、
「グレートフィッシング然別湖」と称し、
オショロコマの遊漁が期間限定で解禁されます。
期間は6月10日(日)~7月19日(木)まで。
環境保全のため、
釣りは指定の解禁区域のみ、
エサ釣りは禁止など、
細かい遊漁規則(レギュレーション)も定められていて、
自然環境に配慮しつつ楽しい釣りを楽しむことができます。
釣りをやる方はもちろんですが、
釣りをやらない方も、
豊かな自然に囲まれた「然別湖」でゆっくりとオショロコマとの対面を待つ、
そんなスローな時間を過ごしてみませんんか。
[然別湖]
電話番号/0156・66・4034
住所/鹿追町然別湖畔
※オショロコマの遊漁解禁については
http://www.htu.ne.jp/shikaribetsu/をご覧ください
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