寒い夜だから・・・
今夜は熱燗でもいかがですか?
「う゛~寒い寒い・・・」
ガラガラ(戸を開ける)
「おやっさんやってる?!」
「おう!久しぶりじゃないの!外寒いだろ?早く入んな!熱燗でいいかい?」
「ありがたいね~、それとおでん2つ3つ見繕ってよ」
「はいよ!がんもに、はんぺん、大根ね!」
グビグビ・・・
「ふ~生き返るね~・・・
やっぱり冬はこれにかぎるね!おやっさん」
「あたりまえよ!冬の醍醐味はおでんと熱燗!
これがなきゃ縛れちまうよ!」
だいぶ寒くなってきましたね、
冬将軍の足音がだんだん大きくなってきています。
皆さんお元気ですか?
北海道じゃらんの高橋です。
冒頭のやりとりは、
昨夜の私と私の行き付けのおでん屋さんの会話を完全再現してみました。
そうです!冬はおでんと熱燗にかぎるのです!
こいつがあればクリスマスで盛り上がるカップル達を見ながら、
凍えそうな僕の心もヌクヌクです。
皆さんは日本酒好きですか?僕は好きです!
冷でスイッと飲むのも粋ですが、
やはり冬は熱燗でグビッといきたいものです。
ですが、お店で日本酒を注文するたびに少しの不満が残りました。
なぜかって?
北海道の米で作られたお酒がなかったのです。
なので北海道にいながら新潟産や山形産のお酒を飲んでは、
「このお酒は確かに美味しいけど・・・
せっかく北海道に居るんだから道産米のお酒が飲みたいな・・・」
なんて思ったものです。
おそらく皆さんも同じ気持ちだったことでしょう。
願いはかないました!
北海道産の酒造好適米が作られるようになり、
米も水も北海道産のお酒が生まれたのです。
前置きが長くなりましたが、
今日はその道産米のお酒の中で、
去年誕生したばかりの「ゆあみさわ」を紹介したいと思います。
▲これが「ゆあみさわ」飲んでみたいでしょ?
この「ゆあみさわ」は、
原料に岩見沢市毛陽地区産の酒造好適米
「彗星」を100%使用したもので、
岩見沢市内でしか手に入らない一品です。
そもそも、この酒造好適米「彗星」が岩見沢市で開発され、
この「彗星」の誕生を機に「地元の酒を造ろう」と地元の皆さんが立ち上がり、
昨年完成されました。
口に含むと、まろやかで奥行きのある味わい、
目を閉じると岩見沢市の田園風景が広がります。
ふくよかで甘みのある口当たりは女性にも評判が良く、
ついついすすんでしまう憎い奴です。
この「ゆあみさわ」という名前、
何か岩見沢にひっかけているんだろうな?と思っていましたが、
それもそのはず、そもそもこの「ゆあみさわ」という名前は、
「浴澤」と表記され、
岩見沢市の語源になったという由来を持つのです。
ちなみに「浴澤」とは、
開拓時代、工事に従事する人たちのため現岩見沢市に休泊所を設け、
ここで浴(ゆあみ)して疲れをいやしたといわれています。
当時の人々にとって、この地は唯一の憩いの場所として、
「浴澤」(ゆあみさわ)と称するようになり、
これが転化して「岩見澤」(いわみざわ)と呼ばれるようになったと
いわれているそうです。
歴史ある名前を頂戴したこのお酒は、
新しい岩見沢の歴史に名を残す、素晴しい一品です。
是非一度ご賞味ください。
ちなみこの「ゆあみさわ」、
年間限定3000本しか作られていません。
早めに買わないとまた来年までお預けですよ!
岩見沢市内の酒屋さんでは手に入りやすいですが、
市内のAコープさんがわかりやすくてお勧めです。
▲このノボリが目印です
あ~また雪降ってきた・・・
今日も一杯飲んでから帰ろう!
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