編集部ブログ
2021年9月30日 15:20

【おめでとう開館30周年!】開館30周年を迎える「標津サーモン科学館」

みなさん、こんにちは!
根釧エリア担当の山口です!

いきなりですが、
「標津」
読めますか?

「ひょうつ??」ではなくて・・・
正解は、「しべつ」と読みます。

そんな標津町ですがどこにあるかご存知でしょうか?
「標津町」がどこにあるかと言いますとここです↓
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ちなみに羊が有名な「士別(しべつ)市」はここです↓
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両「しべつ」は約300㎞離れており、車で約5時間ほどかかりますので、
間違えると大変なことになっちゃいます。
そこで「さむらい・しべつ」・「ねむろ・しべつ」と呼び分けるのが、
北海道地名ネタの鉄板となっていますね!

標津町がどんなところかといいますと、北海道の東側、道東の端っこ、
知床半島と根室半島の間に位置し、目の前に国後島を望む標津町。
「しべつ」の由来は、アイヌ語で「大きな川」や「サケのいるところ」
であるといわれ、サケやホタテをメインとした漁業と酪農が盛んな町です。
特にサケについては、道内でも有数の漁獲量を誇る「サケの町」です。

そんな「サケの町 しべつ」にあるのが「標津サーモン科学館」!
9月15日で開館30周年を迎えた「サケの水族館」です。

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30年もやっているんですが、知ってました?
サケ科魚類展示種類数は18種30種類で日本一!
サケ科魚類以外にも、標津の海や川の魚たちを展示。
近年では、チョウザメの展示や体験でも話題!

そんな標津サーモン科学館、秋は主役であるサケたちが帰って来る季節です。

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「海水大水槽」
入館して最初に目にする大きな水槽では、海水を使って標津の海に暮らす
魚たちを展示しています。
サケの仲間のほか、クロソイやカレイ類など、食卓に上る機会のある
魚たちが泳ぐ姿を見るのは、新鮮な感覚!
この水槽の魚の多くは、定置網漁船に職員の方が同乗して、必要な魚を
活かして運んでいるんですって。
まさに根室海峡直送!

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この時期は、海で獲れたサケたちも泳いでいますよ~。

そして、見逃せないのが「魚道水槽」。

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9~10月の2か月間は、標津川から繋がる水路となり、川から遡上してきた
サケたちをガラス越しに見られるという仕掛け。
間近に見るサケの大きさは迫力満点!
流れを逆らって泳ぐ逞しさ、時折ジャンプする力強さに惚れ惚れします。

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ただ、サケの遡上も自然条件に左右されてしまうので、日によって多い日も
少ない日もあります。
また、川の水を流しているので、大雨の時には濁ってしまうこともあるそうです。

この水槽は、11月になると「サケの産卵行動展示」となります。
サケのペアが水槽内で産卵しちゃうんです!
1日の開館時間内で2~3回産卵することもあって、ちゃんと館内放送で
「もうすぐ産卵しますよ~」って教えてくれるんだそうです。
30年もやってると、サケの気持ちもわかるようになるんですかねぇ~(笑)

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シロザケの産卵の瞬間:「魚道水槽」11月

その他、イトウにエサやりが出来たり、チョウザメに指をかまれたり、
と魚たちと触れ合いが楽しめるコーナーも多いんです。

今、サラッと書きましたけど、「チョウザメに指をかまれる」なんて、
他にできるところ聞いたことないですよ! 

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チョウザメの「指パク」体験

こんな魅力がいっぱいの標津サーモン科学館。
遠くからでも目立つ「いくらタワー」を目指して、訪れてみてはいかがでしょうか?

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屋上に「いくら」のオブジェが並ぶタワー

いかがでしたでしょうか??
小さなお子様から大人になっても楽しめる標津サーモン科学館は
2021年ママじゃらん秋冬号にも掲載されております♪

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投稿されていますのでぜひチェックしてみてください♪


【施設詳細】-----------------------------
店名:標津(しべつ)サーモン科学館(サケの科学館)
住所:標津町北1条西6丁目1の1の1
電話番号:0153・82・1141
アクセス:中標津空港より車で20分
営業時間:AM9:30-PM17:00(入館16:30迄)
定休日:10月無休


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