2015年6月24日 18:00
札幌コンサートホールKitaraが改修工事を経てリニューアルオープン!
みなさんこんにちは!
札幌ニュース担当です。
今回は先週17日に改修工事を経てリニューアルオープンした
「札幌コンサートホールKitara」をご紹介します。
※この画像は改修前のものになります
どんな改修工事を行ったのか簡単にご紹介!
● 舞台機構
音響反射板や照明器具を吊り下げている吊物機構のモーターやワイヤーを取り替え、安全性を高めました。また、大ホールの迫(せり)機構のモーターを交換したほか、出演者にとってより演奏しやすいステージとするために迫の分割パターンを変更し、多様なステージセッティングが可能となりました。
● 照明設備
舞台上のスポットライトを照度効率の高いものに交換し、一部を除いた客席を照らす照明器具をLED化することで、節電効果を高めました。また、多様な照明演出に対応するため、最新の照明操作卓を導入しました。
● 音響設備
コンサートホールでは生の演奏を楽しんでいただくために、最良の残響設計をしていますが、その響きのため、アナウンスの音等は逆に聞き取りにくくなります。この度の改修では、音をより聞きやすいスピーカーシステムに更新しました。また、アナログ式であった音響調整卓をデジタル式に更新し、アナウンスの拡声音や録音等の音質が向上しました。
これらの改修を大・小ホールともに実施しています。
※改修工事の様子
ちなみに見た目が変わったのかどうか、
またパイプオルガンはどうなったのか、
気になりますよね...?
この内容をご担当者の方にお伺いしたところ...
● 見た目は変わった?
「客席イスや壁の色が変わる」などといった、目に見えてすぐに分かるような大きな変化はありません。そのため、お客さまがホールの中を見ても、改修工事による変化に気付かないかもしれません。
今回の改修では、非常に完成度が高い優れた音響特性を損なうことなく、最新の舞台設備へと更新しました。
● パイプオルガンへの影響は?
Kitaraの代名詞とも言える、大ホールのパイプオルガン。実は大変繊細な楽器で、温度・湿度の変化により、音程や響きも変化してしまいます。そのため、改修工事期間中は細心の注意を払って作業を行い、完全な状態で皆さまへ音色をお届けできるよう、Kitaraのオルガンを製作したアルフレッド・ケルン社に確認・調整をしていただきました。
とのことでした!
改修工事を行ったあとのKitaraがどのようになったのかは
ご自身の目と耳でぜひ確かめてください!
さらに
8/15(土)には、ファミリー向け(5歳から入場可)のイベント
札幌市・松本市 観光・文化交流都市協定事業
オルガンとダンスとうたによる音楽物語「字のない手紙」も開催予定。
音楽物語「字のない手紙」は、原田 靖子、新井 英夫、中ムラ サトコによるオリジナル作品。
子どもから大人まで楽しめる音楽物語が、この夏Kitaraに初登場です!
チケットなど詳細は公式HPをチェックしてくださいね。
新たに生まれ変わったKitaraのステージを体感しに
札幌コンサートホールKitaraに足を運んでみましょう♪
住所 : 札幌市中央区中島公園1-15
電話 : 011-520-2000
公式ホームページ : http://www.kitara-sapporo.or.jp/
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