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2014年1月 9日 09:30

函館の街を見つめ続けて~大黒餅【FMいるか】

こんにちは、FMいるかです。
2014年最初の投稿です。今年もよろしくお願い致します。
七草粥も食べ、どんど焼も終わり、楽しかったお正月もあっという間に終わり。
早く祝日・成人の日の三連休が来ないかなーという方も多いのでは、ないでしょうか。

FMいるかでは月曜以外の毎日、中継車で街の情報をお届けしています。
2014年最初におじゃましたのは、堀川町にある大黒餅です。

大黒餅

80年以上も前から函館の街を見守ってきたお餅屋さん、大黒餅。
湯川から函館駅に向かう途中、函館市電の昭和橋電停のすぐそばにあります。

7日にお店に行くと、お正月のお菓子、落雁が並んでいました。
お正月にこの鯛や海老のお菓子は欠かせないと言います。
生の口取りはすでにお正月で出てしまいましたが、
神社など生で飾ることができない場合は、この落雁を。

大黒餅

大黒餅

あれ?もう終わりじゃないの?と思う鏡餅も。
昔の週間では、7日にお供えのお餅を取り換えていたんだそうです。
古いお餅は焼いて、七草粥に。
11日には鏡開き、15日の小正月にはあずき餅やおしるこ。
なるほど、それで七草粥にお餅が入っているんですね!

お店の三代目、工藤健一郎さんに、昔の函館のお正月についても伺いました。
問屋が馬にそりをひかせ、ガンガンと鳴らして歩くと、人々はお酒の振舞を。
その代わりに手ぬぐいなどをもらっていたそうです。
あちこちで人が集まり、こども達は飴やお菓子をもらうことを楽しみにしていたとか。
羽子板のラムネも、とっても美味しかったそうです!

大黒餅

小正月の15日まで常に賑やかだったという函館のお正月。
中島廉売や大門も人で溢れていました。
あの頃は楽しかったなとお話される昔のお正月。今の函館でも、一度体験してみたいです!
美味しいべこ餅や、くじら餅も並ぶお店!
昔の函館について聞いてみたいなという方、ぜひ足を運んでみてくださいね!

大黒餅
函館市堀川町7-1(昭和橋電停すぐ)
0138-51-7405
7:00~22:00

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