移動距離約950キロ!“目指せ鉄子?!”の旅 パート1
札幌~標茶 「『知床Vきっぷ』は便利だな」編
こんにちは。
「おとなのいい旅北海道」編集担当の黒田です。
昨日、堀のブログでも予告させていただきましたが、
先週末、同じ編集担当の堀と他同僚2人と
道東へ旅行に行ってきました。
▲「SL冬の湿原号」。これに乗りたかった!
今回の旅の目的は
1.冬のJR特別列車「SL冬の湿原号」と「流氷ノロッコ号」
2.流氷
3.冬の釧路湿原
4.とーさんの宿(詳しくは明日に・・・)
参加者それぞれ目的はあったのですが
私は、まだ一度も乗ったことがなかった「SL冬の湿原号」と「流氷ノロッコ号」と“とーさんの宿”目当て。
特に今年は、
「おとなのいい旅北海道」07冬号の
カメラマン鉄子・矢野直美さんが案内する「雪の中を走る鉄道の旅」という企画の影響で
「今年こそ『SL冬の湿原号』と『流氷ノロッコ号』に乗らねば!」
と思っていたのです。
今回の旅で使用するのは
「知床Vきっぷ」。
これひとつで
●札幌から釧路または網走までの特急乗車券と指定席券
●釧路から標茶、網走から知床斜里までのフリー乗車券
●網走の観光バス1日乗車券
が付いて、1人1万5000円。
全席指定席の「SL冬の湿原号」の指定席代800円を追加すれば
「SL冬の湿原号」と「流氷ノロッコ号」(自由席有り)にも乗れます。
通常の乗車代を払うのと比べて
大分お得になっていますし、
今回の私達の旅は特に(!)
この切符にはお世話になりました・・・。
というのも・・・
今回の旅の
元々想定していた、1日目のスケジュールはこう↓です。
札幌出発
↓JR特急
釧路
↓SL冬の湿原号
標茶
(宿宿泊)
・・・ですが、
ちょうど札幌発の特急と接続が良い「SL冬の湿原号」の指定席が
取れなかったのです(涙)。
「SL冬の湿原号」の運行は
釧路~標茶間
1日1往復。
標茶行きの「上り」に乗れなければ
釧路行きの「下り」に乗るしかない・・・。
つまり、結果こんな↓スケジュールになりました。
札幌出発
↓JR特急
釧路(約1時間待ち)
↓JR普通列車
標茶(約40分待ち)
↓SL冬の湿原号
釧路(約40分待ち)
↓JR普通列車
標茶
(宿宿泊)
▲行きの「知床Vきっぷ」。お世話になりました・・・(涙)。フリーエリア内なら、改札機に通ります(駅員さんの改札口でなくても大丈夫です)
そうです、
釧路~標茶間を1日で3回行き来することになるのです。
こんな時「知床Vきっぷ」なら
釧路~標茶間が乗り放題。
本当に、「知床Vきっぷ」サマサマです。
この私たちが行ったり来たりする区間は、
釧路湿原の中を通る珍しい路線。
なので、
「まぁ3回でもいっか!その分列車の旅を楽しもう」なんて思いつつも、
「・・・でも座ってばかりで腰が不安」
そんな複雑な気持ちを抱えたまま、旅に突入しました。
さて、JR釧路駅に到着後
1時間ほど時間があいていたので
昼食も兼ねて、
駅から徒歩3分の「和商市場」に行ってきました。
▲旅の連れ3人の勝手丼。魚卵が苦手な者、変わった素材にこだわる者・・・それぞれ好みの違いがわかります
「和商市場」と言えば、
「勝手丼」!
これは
市場内を回って、自分の好きな海の幸を少しずつ買い、
それをご飯にのせて作る、お好み海鮮丼のこと。
なんでも、
手持ちの少ない旅行中のライダーが和商市場を訪れた際に、
市場の人がライダーにご飯だけを買ってこさせて、
その上に具を少しずつのせてあげたのが始まりだとか。
ご飯は、市場内の総菜屋さんが販売していて、
酢飯か普通の白米か、
量も選べるようになっています。
(白米で、小盛120円 中240円 大盛300円でした)。
丼片手に場内を回ると、
「勝手丼」用に海産物を小分けして売っている店は何店舗もあり、
「お姉さん!好きなネタは何?のせてあげるよ!」
「お姉さん!ほら、丼かしな~」
と、次々と声を掛けられます。
そこで、
各店のショーケースをよーく見てみてください。
売っている海産物、小分けの量、料金が
店によって少し違っています。
そこで、私の「勝手丼」は
こんなポイントで作ってみました。
●あまり食べたことがないネタを選ぶ
(せっかくなので)
●できるだけ少量で安くネタを売っている店で買う
(少しずつ色々な海産物を食べたいので)
●1店舗でまとめて買わず、色々な店で買う
(ネタによって、各店量と料金が違うので)
●海産物が入っているショーケースに蓋(扉?)がついている
(ネタは既に刺身状に切られているので、なんとなく蓋付きのほうがネタが乾かないかな、と)
選んだネタは、
ハッカク・オヒョウ・たこまんま・クジラ・・・などなど。
ご飯が見えないくらいに海産物が載って、
お腹いっぱいの量で
料金は1600円でした。
「う~ん、お得・・・」
なんて満足して席に戻ってきたら
他メンバーは、1000円前後。
「和商市場」のホームページを見ても
「ちょっと欲張っても1500円」なんて書いてあり、
私、欲張り過ぎました・・・。
とはいえ、
「和商市場」は、地元の方も通う市場だけあって
海産物の新鮮さ・品揃えはバッチリ!
大満足の昼食でした。
▲JR釧路駅構内では、「SL冬の湿原号」に関する展示が行なわれていました。湿原号の仕組みなどが分かります。同僚Kちゃん・・・随分熱心に見ています
さあ、いよいよ
13:52標茶発の「SLの冬の湿原号」を乗りに標茶へ向かいます。
列車は、1車輌。
観光客の他に地元の方も多く、
車内はなんとなくアットホームな雰囲気です。
SLに乗っている時に感動はとっておこうと、
あえて外の景色はあまり見ずに行き、
標茶に到着しました。
ちょっと長くなってしまいました。
お目当ての「SL冬の湿原号」に乗る、この続きは
明日のブログをご覧ください。
つづく。
▲「SL冬の湿原号」を待つ間、JR標茶駅になった顔ハメ看板で記念撮影。顔ハメ好きのKちゃん、妙に嬉しそう・・・
[和商市場]
電話番号/0154-22-3226
住所/釧路市黒金町13の25
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