編集部ブログ
2015年7月16日 14:48

【函館・道南応援隊!函館スタッフブログ(23)】江差・姥神大神宮渡御祭

こんにちは! 函館チームの伊藤です。

 

今日は370年余の伝統が、今も魂に宿り肉体を鼓舞させる。

北海道を代表する祭り、

江差・姥神大神宮渡御祭(えさし・うばがみだいじんぐうとぎょさい)

のご紹介をさせて頂きます。

 

■「姥神大神宮渡御祭」とは?

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蝦夷地最古の祭りと知られた「姥神大神宮渡御祭」。

その年のニシン漁を終え、蝦夷地きっての景気にわきかえる夏の江差で、

豊漁に感謝を込めてにぎにぎしく行われるお祭りでした。

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江差では御輿に供奉する曳き山を「ヤマ」と呼び、

屋台に高く青木(トドマツ)を立てて神の依代とすることを「ヤマを立てる」といい表します。

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宝暦年間(17511764年)に作られた神功山をはじめとし、

武者人形、能楽人形、文楽人形、歌舞伎人形などを配した豪華な13台のヤマが、

吹き流しや錦の御旗をひるがえし、流暢な祇園囃子の調べにのって町内を練り歩きます。

 

はるか遠い江差のニシン景気を現代に伝える夏の大祭です。

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そんな江差の祭り(江差姥神大神宮渡御祭)の今年の日程は

89日(日)宵宮祭

810日(月)本祭 下町巡行

811日(火)本祭 上町巡行

です。

 

この3日間、13台の山車(ヤマ)が町中を練り歩きます。

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近年、地元保存会がこの山車を1500万円の費用をかけて修復しました。

驚くべきは、スポンサーなどが付いておらず、町内会のみでこの金額を捻出したとのこと!

戸数もわずかな町内会が、このような費用を捻出するところにも、

祭りに寄せる江差の人々の心が感じられます。


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この写真の山車「松寶丸(まつほうまる)」は、唯一船の形をしていて、北海道の指定文化財です。

船の形をした山車は、日本に3台しかないないそうですよ。

 

3日間で5万人ほどの動員数を誇る

最古の祭り、姥神大神宮渡御祭にぜひ足を運んでみては。

 

■江差の観光情報ならこちら!

江差観光コンベンション協会HP 

http://www.esashi-kankoukyoukai.com/

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