【函館・道南応援隊!函館スタッフブログ(23)】江差・姥神大神宮渡御祭
こんにちは! 函館チームの伊藤です。
今日は370年余の伝統が、今も魂に宿り肉体を鼓舞させる。
北海道を代表する祭り、
江差・姥神大神宮渡御祭(えさし・うばがみだいじんぐうとぎょさい)
のご紹介をさせて頂きます。
■「姥神大神宮渡御祭」とは?
蝦夷地最古の祭りと知られた「姥神大神宮渡御祭」。
その年のニシン漁を終え、蝦夷地きっての景気にわきかえる夏の江差で、
豊漁に感謝を込めてにぎにぎしく行われるお祭りでした。
江差では御輿に供奉する曳き山を「ヤマ」と呼び、
屋台に高く青木(トドマツ)を立てて神の依代とすることを「ヤマを立てる」といい表します。
宝暦年間(1751~1764年)に作られた神功山をはじめとし、
武者人形、能楽人形、文楽人形、歌舞伎人形などを配した豪華な13台のヤマが、
吹き流しや錦の御旗をひるがえし、流暢な祇園囃子の調べにのって町内を練り歩きます。
はるか遠い江差のニシン景気を現代に伝える夏の大祭です。
そんな江差の祭り(江差姥神大神宮渡御祭)の今年の日程は
・8月9日(日)宵宮祭
・8月10日(月)本祭 下町巡行
・8月11日(火)本祭 上町巡行
です。
この3日間、13台の山車(ヤマ)が町中を練り歩きます。
近年、地元保存会がこの山車を1500万円の費用をかけて修復しました。
驚くべきは、スポンサーなどが付いておらず、町内会のみでこの金額を捻出したとのこと!
戸数もわずかな町内会が、このような費用を捻出するところにも、
祭りに寄せる江差の人々の心が感じられます。
この写真の山車「松寶丸(まつほうまる)」は、唯一船の形をしていて、北海道の指定文化財です。
船の形をした山車は、日本に3台しかないないそうですよ。
3日間で5万人ほどの動員数を誇る
最古の祭り、姥神大神宮渡御祭にぜひ足を運んでみては。
■江差の観光情報ならこちら!
江差観光コンベンション協会HP
http://www.esashi-kankoukyoukai.com/
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